第18回勉強会「刈谷の産業と教育について」6/8

第18回勉強会「刈谷の産業と教育について」
日時:6月8日(水)18:30~
会場:刈谷市民活動ボランティアセンター
講師:鈴木直樹氏、川口孝嗣氏(当クラブ主宰)
□鈴木直樹氏
 豊田自動織機から愛知県初の民間の県立高校の校長として、西尾の鶴城丘高校校長を経て刈谷工業高校校長の後、当クラブ主宰川口氏と同時期Nに刈谷市の副市長に就任。現在は、県立愛知総合工科高校教諭

内容:刈谷の産業と教育について、講師の務めた西尾市との比較も交えながらお話頂きます。

2022.6.8(水)18:30~「傳兵衛クラブ刈谷」第17回勉強会を刈谷市ボランティアセンターで開催しました。
今回は公務(副市長)時代4年間タッグを組んだ鈴木直樹さんをメインに迎え「教育と産業の変遷と重要な関わり(Woven city)」を学びました。傳兵衛クラブ事務局の村井氏はナント!私と鈴木さんがタッグを組む前に二人とも取材を受けていました。懐かしいコミュニティ誌の資料なども紹介され偶然か必然か鈴木さんとの出会い、ご縁を新たに感じ、久しぶりにWトークをしました。
講座後に「傳兵衛さん没後100年記念事業」への協賛返礼絵画(斎藤吾朗画伯の特別サイン入り)を参加者の方々にご披露しました。流石!4作品揃うと圧巻です。みんな欲しくなりますね。事務局から協賛金目標は40~50%到達の報告をいただきました。展覧会、公演会、マンガ本製作など夢がひろがります。😊
私も講演の機会が増えてきました。傳兵衛さん始め刈谷の先人たちへのリスペクト(尊敬、感謝、関心)を高め、伝承拡散していくことが「傳兵衛クラブ刈谷」の目的、勉強会の楽しみとしています。
学びと共に楽しく素敵な出会いに感謝しています。😊
今後の勉強会7月、8月は「傳兵衛さんと田健治郎DAT(脱兎)号」「展覧会展示資料の解説と傳兵衛さんと刈谷の発展史(戦国~トヨタの街へ)」の総復習をして記念事業に備えたいと思います。よろしくご参加、ご協力ください。
楽しくてワクワク出来ますように!😄
(主宰川口氏FBより)

■「傳兵衛クラブ刈谷」の皆さんと、講師(刈谷市副市長)に感謝。ギリギリでも、無理しても参加の価値、大いにあり。
講師の鈴木直樹氏は、教員⇒民間会社⇒各高校校長⇒副市長なので、民間と公務員の両方で活躍されてきた。素晴らしい。
公務員は民間経験者を多用すべきと考えているので、理想的御経歴。出身の刈谷高校の歴史も興味深い。やはり、強い郷土愛を持っておられる。
テーマは「産業と教育の織り込み」かも。
「縦糸は産業、横糸は教育」という理念を持っていらっしゃる。
お話を伺っている間、中島みゆきの「糸」の曲が、頭をよぎっていた。「人を育てることによって、将来、街の産業を発展させ、皆が幸せになる。そんな街づくりがしたい。」と理解した。
私の地元豊明からすれば、憧れの刈谷市なれど、刈谷市の未来に危機を感じているというお話。確かに、デンソーやアイシンの工場が他の街へ移転している。だからこそ、人を作りソフト面で街づくりを工夫すべきなのかもと思ってみたりもした。
技術教育のお話の中で、具体的な「ラズベリーパイ」の話は面白かった。500円程度のチップで、走行モデルの操作をして下さった。これを教える人材が不足してるが、こういうのを自由に工夫して使っていければ、人も育つし、日本もまだまだいけるという話。最初食べ物かと思った、ラズベリーパイ。
Raspberry Pi(ラズベリー パイ)は、ARMプロセッサを搭載した
シングルボードコンピュータ。英ラズベリーパイ財団によって
開発。日本では「ラズパイ」ともいう。教育で利用されることを想定して制作。IoTが隆盛した2010年代後半以降は、安価に入手できるシングルボードコンピュータとして、趣味や業務(試作品の開発)等としても用いられる。今後、注視していきたい。
(メンバー井上氏FBより)

■今日はとても贅沢な講義を受けてきました。
隣の刈谷市の竹中市政時代の2人の元副市長による講義です。刈谷高校の前身第八中学校の馴れ初め教えて頂きました。
第七中学校が半田、第八中学校が西尾に出来る予定を西尾から刈谷(当時は刈谷町)になった経緯を知りました。ここでも大野一族の力が働いて町議会が県に働きかけ実現したそうです。
トヨタが武豊を断念して蒲郡に工場用地を求めていたのを刈谷に誘致できた理由の一つに刈谷に技術者のご子息が通える学校があった事も一因のようです。
民間出身の校長先生として刈谷工業高校の校長先生時代には文部科学大臣賞を受賞し日本一の工業高校に導いた方です。
ラズベリーパイを教えていただき、新たな趣味が生まれそうです。
(メンバー大川氏FBより)

■傳兵衛クラブ刈谷第18回勉強会の講師にお招きした鈴木直樹先生は、高校教諭~豊田自動織機~県立鶴城が丘高校校長~県立刈谷工業高校校長~刈谷市副市長と、とてもユニークな経歴の方です。
副市長就任は2012年で当クラブ主宰の川口氏と同じ時期になります。
偶然ですが、お二人が就任する直前に私は冊子の取材に伺っています。
川口氏には、駅前商店街情報紙「情報紙あくあ」の”カリスマ”のコーナーで、郷土資料館のおもちゃコレクターとして取材しました。
鈴木氏は、ハーベスト商店街情報紙「スマイルハーベスト」の”あの人に聞く”で、学校とまちの関係を良くしたい!というユニークな校長先生として取材しました。
その後お二人は新副市長に就任されました。
あれから10年になるのですね。
そのお二人が揃った勉強会は、予想通り、いやそれ以上の充実した時間となりました。メンバーも是非またお話を聴きたいとの声も多かったので実現したいと思います。
鈴木さん、川口さん、ありがとうございました!(謝)村井@