今日は、「傳兵衛クラブ刈谷第38回勉強会」。テーマは、「刈谷の歴史ー富士松村の小学校合併問題から考える明治・大正の「自治」」。刈谷市郷土資料館・歴史博物館学芸員の方の御講演。明治時代からの教育と自治の歴史について、詳しく解説頂けた。
富士松村・一ツ木辺りは、むしろ豊明市からすれば、境川を挟んですぐなので、お隣の歴史。友人知人、お客様も多い地域なので、現地の話感覚がありあり。村ごとに、小学校を維持するのに、地元の方々が凄くご苦労されてきた事を知る。
けして特殊な話ではなく、全国にある話で、どこも地域間で苦労しながら、次の世代の子供の教育をしてきたのだと思う。明治・大正はそれぞれの地方財政の4割を教育費に使っていたという。江戸時代もそうだが、日本ってこれで教育レベルが世界一高い国民だと言えてきたのかも。今は・・・・
地域活性化の為に、並々ならぬご尽力をされてきた方々も、どの地方にもいらっしゃる。そもそも、この会のきっかけである「神谷傳兵衛」さんもその一人ながら、今回は、生駒甚兵衛さんだとか、鈴村岩次郎さんだとか、牧野伸顕さんだとか・・初めてお聞きするけれど、活躍されたキーマンの名前を伺う。お名前で深堀したくなる。
明治・大正時代の「自治」についても、興味分かかった。明治の自治は、要するに国の補助あてにせずに、まずは町村でやりなさい。できない時はその上の郡に。さらに府県の負担でとかで、今以上に、地域で解決が多かったようだ。今でもその名残はあるものの、補助金・交付金等もいろいろ工夫されていることも事実。
凄く勉強になった。でも、今の議員さんたち、自分の立ち位置のことちゃんと理解して動いてくださってるのか、疑問に思った。
とても今後の参考になる、いい時間を頂けた。
(2024.9.18井上新氏FBより抜粋させて頂きました。)
(画像は、二宮健壽氏FBより)