第39回勉強会「予算のあらまし」10/9 講師:刈谷市財務課

2024.10.9 傳兵衛クラブ刈谷例会Vol.56「刈谷市の予算の仕組みを学ぶ」市役所財務課から池田課長補佐、日下財政係長、鈴木主事に学びました。刈谷市出前講座の活用ですが、「予算、財政の仕組み」を学ぶ出前要請は6年ぶりということでした。
 刈谷市は14部局に46課室その中に係は140程の組織であると思います。予算という財布は係で必要予算を考案し、それが課の予算としてまとめて、部局の予算となるつまり大、中、小の財布の集まりとなる。この14部局の財布が集まり市の総予算として財務課が精査算定する。徹底的に財務課職員は調査し、ヒアリングを重ねて過大を削ぎ効率的予算を組み上げる。そして議会の承認を得る!
この予算編成の仕組みをある程度深入りして学べたと思います。
質疑も丁寧に説明いただきました。特に「基金(貯金)」「市債(借金)」は市民負担の公平性のためも含めその適正目標額の考え方など財政の妙も理解いただけたと思います。
この仕組みは全国自治体共通項なのですが、各市町の特性や運用で自治体のランキングも生まれます。皆さん楽しく学べたようです。自治体の財布は一つではない。福祉も教育も文化芸術、災害対応もetc・・・たくさんの財布の出し入れで事業が進みます。
市長さんの公約や地区からの要望も財務課が精査して実現の予算に向けて頑張っていることがよ~く伝わってきました。
(川口代表のFBより)

令和6年度刈谷市予算のあらまし(PDF)リンク

出前講座報告書